2019年7月29日月曜日

隣人当選 あとがき

 隣人当選をお読みいただきありがとうございました。ひまつぶし程度には楽しんでいただけましたか?


 隣人当選は、『隣に引っ越してきたのは……』というお題で書いた短編です。

 このお題だと、様々なパターンが想像できると思います。幼馴染や職場の同僚が引っ越してきてのドタバタ恋愛コメディ。かつて酷いいじめを受けていた相手と気づき繰り広げる復讐劇。引っ越してきたのは実体の無い幽霊?恐怖でも笑いでも色んな想像が膨らむホラー物など。

 そんな中で思いついたまま書いたのがこの隣人当選です。自分の『こんな事あったらいいな』を入れ、さらに全てが与えられるだけでは終わらない恐怖感も取り入れました。


 誰の仕業なのか?    『俺』達は声に従い、最後どうなってしまったのか?   そこは想像にお任せします。

 タイムトラベルものに詳しい人は疑問が浮かんでいると思いますが、タイムパラドックスについては並行世界論で解決としてください(笑)

 したがって、そもそも未来俺は過去を変えても自分自身は幸せにはなれなかったということ。勝ち取る権利は得ましたがね。

 それを知らされていないというのも残酷ですけど。

 まあ、うまい話にはリスクがつきものということです。


 すんなり幸せになってほしいですが、捻くれてるもので……そう簡単にはいかないのが私の小説です。


 この隣人当選と同じ、当選が人の心をもて遊ぶ『一奇当選』シリーズ第二弾、『透明人間当選』を用意してます。シリーズと言ってもまだ二作しかないです。思いついたら……書きますけれど。

 何を当選させるか……まあ何でもありなんですが、この当選と人の欲、面白さでピンとくるものがあれば直ぐにでも書きたいところ。しかしなかなかピンとこないのが小説ですね。
 
 また将来的には(実現するかは未定ですが……)、この一奇当選の謎にも迫れたら面白いと思ってはいます。

 さて、続いて『透明人間当選』を掲載したいところですが、一旦クッションを入れて『ミッションインポッシブル』をお読みください。


 それでは次いってみよ〜。



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